陵水17-2ガス田の試験で、大量のガスが発見された（2014年8月18日撮影）

 

中國(guó)海洋石油有限公司が15日に発表した情報(bào)によると、掘削プラットフォーム「海洋石油981」が、南中國(guó)海北部の深海區(qū)の試験で、大量のガスを発見した。中國(guó)の領(lǐng)海內(nèi)での自主深海調(diào)査で、大型ガス田が見つかったのはこれが初めてだ。

今回発見された陵水17-2ガス田は、海南島から150キロ離れている。その構(gòu)造は南中國(guó)海瓊東南盆地深海區(qū)の陵水窪地に位置する。平均作業(yè)水深は1500メートルで、超深海ガス田に屬する。

同社の南中國(guó)海西部石油管理局の謝玉洪局長(zhǎng)は、「同ガス田の試験段階の日産は5650立方フィートで、9400バレルの石油に相當(dāng)する。試験では大量のガスが発見され、當(dāng)社が運(yùn)営するガス田の、試験段階の最高日産記録を?qū)g現(xiàn)した」と語った。

今回の深海區(qū)での重要発見は、同プラットフォームの稼働以來で初となった。同プラットフォームは中國(guó)が獨(dú)自に設(shè)計(jì)?建造した初の深海堀削プラットフォームで、そのうち多くの設(shè)計(jì)は南中國(guó)海の狀況に合わせた「オーダーメイド型」になっている。同プラットフォームは、2012年5月9日より、南中國(guó)海での掘削作業(yè)を開始した。

世界の深海に対する概念は、深海調(diào)査技術(shù)の発展に伴い絶えず変化している。水面から海底までの垂直距離が500メートル以上に達(dá)する場(chǎng)合は深海、1500メートル以上の場(chǎng)合は超深海とされる。深海は近年、世界の油ガス調(diào)査?開発の重要な代替海域になっている。

中國(guó)の南中國(guó)海の石油ガス資源は豊富で、そのうち70％が深海に位置するが、調(diào)査が極めて困難だ。今回の陵水17-2ガス田の発見は、中國(guó)の南中國(guó)海に豊富な石油ガス資源があることを証明した。これはまた、中國(guó)が深海石油ガス開発の能力を形成したことを意味する。

 

「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2014年9月16日