公共交通共通ICカード相互利用の試行をスタート

北京市と天津市は6日、1件の重點(diǎn)業(yè)務(wù)に関する合意書と5件の枠組み合意書で構(gòu)成された「1＋5」協(xié)力合意書に署名した。両市が2014年－2017年に重點(diǎn)的に推し進(jìn)めるプロジェクト30項(xiàng)目のひとつとして、合意書では「公共サービス一體化の促進(jìn)」という方向性が明確にされており、両市は、「交通、醫(yī)療、教育、通信」分野での公共サービス一體化から著手する構(gòu)えだ。新華社が報(bào)じた。

合意書によると、北京市と天津市は、公共交通共通ICカードの相互利用試行を優(yōu)先的に進(jìn)めていく。

両市はこのほか、社會(huì)保障サービスの一本化の模索を図る。特に、醫(yī)療保障の分野で、醫(yī)療資源共有システムを構(gòu)築し、醫(yī)療連合體を確立し、両地域の醫(yī)療施設(shè)に従事する醫(yī)師の登録管理一本化に取り組む。地域間の衛(wèi)生緊急體制連攜強(qiáng)化を図り、長(zhǎng)期的で安定した、効率の高い地域衛(wèi)生緊急協(xié)力システムを構(gòu)築する。

教育分野では、一定の條件をクリアした?jī)?yōu)良な教育資源にもとづく學(xué)校運(yùn)営協(xié)力を展開し、科學(xué)研究と人材育成での協(xié)力を進(jìn)め、優(yōu)良資源の相互利用、履修単位互換、教育発展計(jì)畫の相互協(xié)議など各種システムを確立し、教育の戦略的協(xié)力を深化させる。

世論から広く関心が集まっている「北京?天津?河北都市圏一體化通信」問題については、北京市と天津市は、両市の移動(dòng)通信?固定電話通信の連攜ネットワーク?同一ネットワークへの改造體制を打ち立て、「固定電話の長(zhǎng)距離通話料金と攜帯端末のローミング通話料金の廃止」の早期実現(xiàn)を目指す。

専門家は、「北京?天津両市の公共サービス一體化政策は、以前よりも、より方向性や原則が顕著に示されるようになった。これまでに、具體的目標(biāo)が掲げられた各方面の措置が數(shù)多く発表されており、両市による公共サービス一體化事業(yè)の序幕が正式に開かれたといえよう」との見方を示した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月10日